障害者郵便悪用事件に思うこと

昨日、今日と方々のニュースで報道されているこの事件。弱者を食い物にした首謀者達が悪いのはいうまでもない。

でもね、思ったのは本当に悪いのはこいつらだけ？これに荷担した障害者団体も悪いんじゃないの？

本来、この制度は自分達の活動を広報するに当たり郵便料金が大幅に割り引かれる制度なわけで、全然関係ない広告の発送に使われていたら変でしょ？それとも変だと思わなかったのか？だとすれば思考停止しているとしか思えないんだけど。

社会福祉にたずさわる者は高い倫理観と理念が要求される。だからこそ弱者が救えるんじゃないの？そんな人たちがこんなギミックを見抜けないとはとてもじゃないけど思えない。
意思を持って悪事に荷担した人間が全然いないなんて”おとぎ話”だろうよ。

そうとすればそいつは最悪だ。真面目に活動している団体をも汚したことになる。
報道は腫れ物に触るように行われているけどオレはそこんところが甚だしく疑問だ。

それとこういう話の例に漏れず、やっぱり今回も「システムに問題が…」なんて報道がされている。たしかに改善は必要だし出し抜かれた郵便局も悪いっちゃあ悪い。
しかし福祉団体は悪いことをしないという性善説を打ち破ったこのような事象に対する罰を重くする方が大事なような気がする。コンピュータみたいに流れを一直線に出来る訳じゃない人間のすることなんだから悪いヤツはどうやってでも悪いことをする。だから罰を重くすべきだと思う。

実は障害者福祉が悪用されている話なんて世の中に溢れかえっている。
おいらのオヤジはタクシーの運転手をやっているがものすごく若くてぴんぴんしている人間が平気で敬老チケットやら障害者チケットで乗ってくるらしい。オヤジは拒否するらしいが中にはオールパスの運転手もいるそうだ。こういうことを野放しにしているから本当に必要な人のところに光が当たらないというのがオヤジの弁だ。まったくそう思う。

だからこそこの悪用事件の容疑者には重罪を適用すべきだと思う。
ちょっと散文でイケてない文章を書いてしまったがとにかく書いてみたかった。反省なんてしねえよ。